2015年7月2日木曜日

メイクセラピー実習


◆ メイクセラピー実習

メイクセラピーとは、心理カウンセリングの手法を取り入れたメイクアップ技法で、化粧療法の一環として位置づけられており、単に外見をキレイにするだけでなく、心理カウンセリングによってメンタルサポートをすることを目的としています。
色彩学や印象分析の理論を取り入れ、「なりたい自分」になるために印象を変えるメイクアップによって新たな印象へと変化したことに伴う心理面のケア、行動面のサポートを行います。

この「メイクセラピー実習」では、2級検定である「メイクセラピーアドバイザー」を目指して学習する中で、「心理学」を取り入れ、知識レベルで学んでいくことはもちろん、自分自身の成長につながる内容となっています。

メイクセラピー検定は「メイクとメンタルサポートの知識と技術の習得」を目的としているので、これが生かされる分野として、美容業界では心のケアを踏まえたカウンセリングが行える美容部員・美容師・ヘアメイクスタイリスト・エステティシャン、医療福祉分野では看護師・介護士・心理カウンセラーなど、活躍の場はますます広がっています。

メイクアップによって外見のイメージが変わると、それまで思い込んでいた否定的な自己像(セルフイメージ)を肯定的に書き換え、自分自身の新しい魅力や可能性を発見することができます。
メイクセラピストはクライアントに「自分の力で実現できるレベルの技術」を提供することを、もっとも大切なこととしています。
その場限りの表面的なメイクアップではなく、クライアントとの日常に変化を起こさせることが目的です。



この実習では、メイク実技としてなりたい印象別のメイクアップトレーニングを行います。
言葉で表現すると以下のような、印象の女性。
これらをクライアントとコミュニケーションを取りながら、メイクアップで表現するというトレーニングです。

 ・健康的で明るく、元気な女性
 ・知的で落ち着きがあり、信頼できる女性
 ・優しく穏やかで、安心できる女性
 ・かわいらしく、守ってあげたくなるような女性


メイクが仕上がっていくにつれ、印象ががらりと変わっていくのがわかります。
メイクアップで昨日と違う自分になれると、新たな自分の魅力に気づくことができますね。

心のケアを踏まえたカウンセリングが行えるようになると、活躍の場も広がりそうです!

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